前回記事の続きです。
Lomographyの一眼レフカメラDIYキット!ただのトイカメラではない、一眼レフ。お値段4170円!ということで、購入して制作にとりかかりました。
準備する道具はペンチだけで良さそうです。ネジを締める工具は1本同封されています。
組み立て方の取り扱い説明書はありますが、はっきり言うと本当にザックリです。
(10か国語での説明なので書く方も大変だったかと思いますが、一行説明という感じ)
イラストを見ながら感覚で組み立てます。
Lomographyの説明では1~2時間でできるって書いてありますが、私はどうかな。時間を計ってみることにしました。
パーツは番号が振ってあるので出番が来た時に、その都度型から切り取ります。
また切り取りのバリがあるので丁寧に取り除くことも忘れずに!
極小のネジもサイズ違いで入ってますが、失くさないように注意。
ボディの奥に、これまた極小のバネ(写真上の中央に銀色のバネが見えるでしょうか)
を極小の突起に引っかけるという難易度の高い箇所があるのですが、もう自分の指が邪魔して見えない。工具でバネの先端を引っかけたけど伸びてははじいて、何度やっても引っかからず…。
「もうこんなの飛んだらオシマイだな…」と思った瞬間!
ビヨ~ン!ヨンヨンよん…ぽと。
飛んでった…
ええ、うそ!?今の何?どこ行った?
私はしばし呆然としてしまいました。オシマイだと思った瞬間に飛んでくなんてあるのでしょうか?
カーペットのうえ、しかも棚だのなんだの隙間だらけのところに飛んでったよ…
もう泣きそうになりながら、ブログにアップする予告をしておきながら、もはやこれまでか…!
と諦めかけたところ、ついに発見。
お騒がせしました。しかしここで20分位のロスをしてしまいました。なんてことだ。
気を取り直して、作業を続けます。
ちょっと手こずったのがフロントの歯車のかみ合わせでした。なんかズレてかみ合わない。
説明書はザックリだし、かゆいところに手が届きません。そこでネットで何かいい知恵はないかみたところ、ありました。Lomography japanがビデオ作っていました。さすがjapannnn! わかってますね!
さっそく再生!
・・・・・・・・
パーツがみんな黒くてわかりにくい・・・
ですが、日本語の説明もあり、そこで無事に解決することができました。
ロモのスタッフの方も「心折れそうに」と説明あり、そうか、みんな心折れそうになりながら組み立ててるのかとちょっと安堵します。
そんなこんなでトラブルありつつも、ビデオを活用しながら順調に作業が進んでいきました。レンズとボディを合わせて、さあ完成です!
といいたいところなのですが、わきを見るとパーツが余ってました。
順調じゃなかった。
完成させたけど、こんなに部品余ります??
自問自答しながらボディを再び分解へ巻きもどしです。
一部は解決しましたが、バネ、ネジは余って大丈夫なもののようでした。(たぶん。一応捨てずに保管します)
結局所要時間は4時間半くらいかかってしまいました。
が、完璧にできませんでした。
まずここの、N/Bレバー。本当はNかBか、レバーが下に来ていないといけないのに完全に上向いてます。しかも動きません。
途中で気が付いたんですが、ネジを締めてこの小さな蓋をつけたらもう取れなくなってしまいました。→シャッターモードの切り替えができなくなりました。
上ってなにモードなんでしょう・・・
あとはフィルムのコマおくりのネジがよくわかりません。コマ送りすれば数字が動くかと思ったのですがちゃんと動かない。
フリーな感じで動いてしまうのでカウントができません。
フィルムは巻けますがどれだけ巻いたかわからない。もったいないことになりそうな気が…(今回購入したKodak200・36枚も1本990円でした。安いほうですが昔と比べると高いですね。FUJIFILM400なんかは1本1760円でした。)
とはいえフィルムの充填もしたので、一度どんなものか撮ってみたいと思います。
とりあえずここまでの工程を遂げた感想。
簡単かと思っていたのですが、トイカメラとはいえ、なかなか難しい部分もありました。こどもだったらいくつくらいから対象になるのかわかりませんが、大人が一緒について作業できれば小学校高学年くらいからできる気がします。
ひとりで説明書見ながらだと、もっと上、だなあ。ちょっとわかりにくいところが多いので。お父さんと一緒にああだこうだ言いながら一緒に作るのもいいと思います。
私も悪戦苦闘しながら楽しむことはできました。
致命傷負ったポンコツカメラになっちゃったけど、まあいいでしょう。
意外といい写真が撮れるかもしれない!?
今日のときめきBGM
Shangri-la / 電気グルーヴ