遠い昔の記憶にあるような、そんな風景を撮ってみたいと思っている昨今。
そういえば、うちにもまだ昔使ってたカメラあるじゃない!って。
デジカメ時代となったいまフィルムカメラで撮ることはないんだろうなあと思いながら、引っ越しのときに引き出しの奥にしまわれたままでした。
それがこのカメラです。
KYOCERA ULTIMA300という機種です。
YASHICAが関わっているような記述もみかけましたが...
あの優しい雰囲気を写し出してくれるYASHICAのレンズ(みたいなもの)が使われていたら嬉しいですがどうなのでしょう。
そしてどうやら発売は1996年。
私が選んで買ったような気がしますが、カメラに全く興味がなかったころ。
でもこのカメラは家族写真や旅行に行ったとき、大活躍しておりました。
ある意味「遠い記憶の写真」が撮れるのでは?ですよ。
2022年になったいま、感慨深くまたこうして取り出して新しい電池をONしたところなんと!
フィルムがまだ残ってた~!!!
しかもカウント「16」って。どういうことだ。16枚撮ったのか?それとも16枚残っているのか?それすら、使い方すら忘れております。
そして一番気になるのは、このフィルムに一体何が写っているのか?ということです。
えっ、こわい・・・
もしかしたら最後は私が使って当時付き合っていた人が写っているかもしれないし、何を最後に写したのか全くわからない。家族も覚えていないはずです。
発売のころから数年使ったとして考えてみると、私はたぶん就職して実家にはあまり帰らなくなった頃なのかな・・・と。
だからフィルムカウントが中途半端に止まってしまって、それから誰も写真を撮らなくなってしまったのかな・・・
なんかそんなことを考えてしまったら切なくなりました。続きは誰も撮らなくなって、時計の針が止まったままのカメラ。
これは、続きを撮り終えるべきだ。私の手によって。(最後に撮ったのは私かもしれないから!)
さあ、何が写っていたのか。
でもこわいからやっぱりまだ家族には内緒です。こっそりと撮り終える予定。
今日のときめきBGM
MOONSHINE DANCE / access