ひとさじのときめき

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PENTAXの新たなフィルムカメラへの取り組みのニュースを見て

「ええ!?」と驚いたのがこのタイトルの通りのニュースでした。

フィルムカメラを取り巻く環境がこんなにも苦境であろうこの時代になって、なんと新しいフィルムカメラの開発に着手しているというPENTAX!!

フィルムで撮る写真の味わいに若者たちが目を向けているということ、またPENTAXというカメラを愛する技術者たちがリタイアしていくなか、その技術の粋を継承しつつ新しいものづくりにチャレンジしていくということがこの新たな取り組みのようです。

公式のyoutubeを見てみると、コメント欄には海外からの感激のコメントが溢れていました。私もカメラ初心者ながら驚き、そしてどんなフィルムカメラができるのかと思っています。


そうそう、以前に我が家の掘り出しカメラに残っていたフィルムのことを書いたのですが、撮り終えたので近所のカメラ屋さんへ現像を出しに行ってきました。

取り出したフィルムがAPSフィルムだったもので、現像の仕上がりに2週間!かかってしまいました。そういやいま見ないもんなあ~このフィルム。

FUJIFILM APSフィルム

 

なにが写っているのかなんだか怖い気もします。誰が最後に使ったのかもわからないカメラ。それでは袋を開封してみましょう。

26年前のフィルムを現像したらこんな写真

我が家のフィルムカメラが最後におさめていたのは、母のスイス旅行の風景でした。
もう色が褪せすぎて、なにが写っているのかよく見ないとわからないものも。

※ライトで光って見えにくくすみません。

私が撮った風景は真っ暗になっていて現像が不可能だったようでした。
写真の年が96年、現像するまでに26年の時を経てしまいました。そういうフィルムはこうなっちゃうのか・・・

私が最後におかしな写真を撮っていないかと不安にかられていたのですが、なんてことはない、母の旅行の写真で終わっていました!ほっとした~!オチなし。

ちなみに京セラ製のこのカメラはAPSフィルム対応のため、使うことができなくなってしまいました。せっかく復活できたのに。

デジタルカメラでも「フィルム風」という感じで仕上げられるようですが、フィルム独特の粗さとかざらっとした感じとかにはなりきれないんだなあと思うことがあります。来年は35mmフィルムカメラも探そうかなと考えていますが、今回のPENTAXのニュースに期待しつつ、またじっくり自分に合うカメラを吟味していきたいと思います。



今日のときめきBGM
硝子の少年 / Kinki Kids