ひとさじのときめき

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期限切れのKodak110フィルムを現像に出す。どんな写りに仕上がったか?

ようやっと、Kodakの110フィルムを現像に出しました。
期限切れもいいとこ、開封してから10年以上、15年以上経っているかもしれないものです。その間すでにKodakの110フィルムは生産中止されています。
いやはや時間かかりましたね~!自分で言うのもなんですが・・・

フィルムも「やっとだぜ!!」と10年分くらいのため息をついていることかと思います。

morino-sango.com

 

morino-sango.com

 

110フィルムの現像するにあたり困ったのはお店探しでした。
できるところは限られていて、lomographyのサイトで紹介されているところくらいのようでした。大手の家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)の現像コーナーでも聞いてみましたが、110フィルムは受け付けていないとのこと。そうか~。

lomographyのリストにあるお店はどこも近くではないため、今回は郵送で現像をお願いすることにしました。
あらかじめお店のHPで郵送の手続きをしてから、フィルムが濡れないように密封のビニール袋に入れて、私は郵便局のレターパックライトにて発送です。

レターパックライトは郵送料日本全国一律370円。(2023年1月現在)
A4ファイルサイズ(340mm×248mm)で厚さ3㎝以内、重さ4㎏以内まで送ることができます。いつでも郵便局のポストで投函でき、追跡機能があるのがいいところ!
※ライトは郵便受けまでの郵送ですが、対面で配達してほしい時はレターパックプラスというのもあります。こちらは料金が520円。

普通郵便でも送ることはできますが、大事なフィルムなのでこの方法にしてみました。
ただ、フィルム1個送るだけだとモッタイナイ感じですね。

そして先日さっそく現像されて返ってきたため、フィルムをスキャンします。
ワクワク~!
ではでは見てみましょう~!

環八通りの朝。期限切れのKodak110フィルムで写す

なんか・・・昭和っぽい・・・この感じ。こういう色味、アルバムにあるかも。
期限切れで相当年数経っていますが、わりと見れますね!?どうでしょうか。
私は好きです!この感じ。

 

お花は色味が暗めになっていますね。

 

冬の空を期限切れのKodak110フィルムにて写す

 

毎日新聞社本社。美しいビルディングです。これはピンボケな上に全然入りきってないですが!残念。

この椿はちょっとぼけてますがきれいに写ったほうです。葉のつやつや感もわかります。太陽光のおかげでしょうか。

目が冴えるような黄色いイチョウのじゅうたん。のはずが暗めな写り。

以上、いくつかお見せできそうな写真を載せてみました。
私の初めての110フィルムの感想

「110フィルムよ、遠い記憶のどこかみたいな雰囲気のきみが好きだ!」

すみません、よくわからない告白をしました。人間にいったらフラれそうです。
ええ気を取り直して・・・
Kodakの期限切れという状況下もあり、本来の写りはどうだったのかなと思いますが、きめの粗さ、ちょっとフィルターにかかったみたいな感じ、青みががった色味もなんだか良かったです。ちょっとセンチメンタルになるような、記憶の奥を覗いたみたいなそういう雰囲気をまとった写真をまた110で撮りたい、そういうフィルムでした。
そしてもう同じフィルムは味わえないのは切ないものがありますね。

ちなみに今回のお店で郵送での現像にかかった費用を載せておきます。

  • レターパックライト 370円
  • 現像代 660円/1本
  • 返送郵送代(代引き料込) 330円

合計1360円でした。プリントをしていないので費用は安く抑えることができました。梱包がとても丁寧で、料金も良心的なお店です。
上手く撮れるようになったらプリントもしてみたいです!

そして今回使用したカメラは MINOLTA  AUTOPAK 460Tx です。
古いフィルムだったのでこのカメラだからこの写り、ではないと思うので、新しいフィルムを装填してまた試してみようと思います。

そして次回はlomographyの110フィルム TIGER COLOR NEGATIVE & PENTAX auto110 のレポート予定です。



今日のときめきBGM
WASURENAI / TANAKA

こちら最近韓国で人気の芸人さんとか。歌舞伎町からきたホスト田中さんという設定のようですが、歌上手い!切ないバラードで泣かせます。